SEO を伸ばしたいけれど、高額なツールにはあまりお金をかけたくない。そんなときに試したいのが Ahrefs Webmaster Tools(AWT) です。Ahrefs が提供する無料の SEO ツールで、サイトの健康状態の確認、被リンクの確認、低競争キーワードの発見などに役立ちます。
この記事では、登録から実際の使い方までを順番に紹介します。サイト順位を上げて自然流入を増やしたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。
Ahrefs Webmaster Tools(AWT)とは
Ahrefs Webmaster Tools(AWT)は、Ahrefs が提供する無料の SEO ツールです。サイトオーナー、運営者、SEO 担当者向けに作られており、無料で使える一方、機能は有料版より絞られています。
有料版 Ahrefs では、キーワード調査、コンテンツ分析、競合調査など幅広い機能が使えますが、AWT は特に サイト監査(Site Audit) と 被リンク分析(Backlink Analysis) にフォーカスしています。つまり、日々のサイト管理や技術 SEO の確認には十分使いやすく、より深い分析が必要な場合は有料版に切り替えるイメージです。
AWT の主な機能は2つ
- サイト監査(Site Audit)
サイト全体を自動チェックし、404 エラー、重複コンテンツ、内部リンクの問題、ページ速度などの技術的な SEO 問題を見つけます。 - 被リンク監視(Backlink Analysis)
どのサイトが自分のサイトにリンクしているかを確認し、怪しいリンクの把握や競合比較に役立てられます。
これらは検索順位に大きく影響します。Google は技術的な状態や被リンクの質を見ながら評価するため、問題を放置すると順位が落ちる原因になります。
AWT は無料で技術 SEO を確認できるので、予算を抑えたいサイト運営者にとってかなり心強い選択肢です。次の章では、登録方法から具体的な見方まで順番に見ていきましょう。
👉 Ahrefs Webmaster Tools を使ってみる
Ahrefs Webmaster Tools の始め方
アカウント登録とサイト追加
AWT の公式サイトにアクセスして、「Sign up for free」から無料アカウントを作成します。Google アカウントでのログインも可能ですし、メール登録の場合はパスワード設定とメール認証が必要です。
ログイン後、「Add a website」からサイトを追加すると、所有権の確認が求められます。
サイト確認の3つの方法

Ahrefs では、次の3つの方法でサイト所有権を確認できます。
- GSC 連携確認:すでに Search Console と連携しているなら最も手早い方法です。
- HTML タグ確認:サイトの HTML を編集できる場合に使いやすい方法です。
- DNS レコード確認:HTML を置けない場合に有効ですが、反映に少し時間がかかることがあります。
サイト確認後は、AWT が自動でサイト監査レポートを更新してくれます。更新頻度が高いサイトなら、週1回の確認がおすすめです。被リンクデータは Ahrefs のインデックス更新に合わせて、概ね1〜2週間ごとに更新されます。

確認が終われば、技術的な問題の洗い出しや被リンクの把握、順位改善のヒント探しに使えます。
👉 Ahrefs Webmaster Tools を使ってみる
機能1: Site Audit の見方

Site Audit は、サイト全体を巡回して技術 SEO の問題を見つける診断ツールです。404、内部リンク、タイトルやディスクリプション、ページ速度などをチェックし、検索エンジンがページをどう評価しやすいかを把握できます。
AWT では、サイト全体の状態を 0〜100 の Health Score で見られます。数字が高いほど、技術面の状態が良いことを示します。
- 90〜100: 非常に良好
- 70〜89: 軽微な問題あり
- 50〜69: 改善推奨
- 0〜49: 早急な修正が必要
Health Score が 70 を下回るなら、できるだけ早めに対処しましょう。Top Issues 欄では、優先的に修正すべき問題が整理されているので、どこから手を付ければいいかがわかりやすくなっています。

よくある問題と対策は次のとおりです。
- 404 エラー: 関連ページへ 301 リダイレクトする。
- 重複タイトルと説明: 各ページの Title と Meta Description をユニークにする。
- 内部リンク不足: 孤立ページを減らし、関連ページからのリンクを増やす。
- 表示速度が遅い: 画像圧縮、キャッシュ、CDN を見直す。
機能2: 被リンク分析(Backlink Analysis)

被リンク(Backlinks)は SEO に大きく影響します。 AWT では、自分のサイトに向けられたリンクを無料で確認できます。
- ダッシュボードから Backlinks を開く
- リンク元、アンカーテキスト、DoFollow / NoFollow などを確認する
- 新規・消失リンクを追跡する
すべての被リンクが良いとは限りません。低品質リンクは逆に悪影響を与えることがあります。
良い被リンクの特徴
- 権威性のあるサイトからのリンク
- テーマとの関連性が高い
- DoFollow で SEO 評価を受け取りやすい
悪い被リンクの特徴
- 低品質サイトや PBN からのリンク
- 不自然なアンカーテキスト
- スパム判定されやすいサイトからのリンク
大量の不自然なリンクがある場合は、Google の Disavow Tool も検討できます。
さらに、競合サイトの被リンク元を調べれば、自社が狙うべき掲載先や提携先のヒントも見えてきます。
機能3: Organic Keywords と Pages

AWT には、流入が多いページを確認できる Top Pages のような機能もあります。どのページがよく読まれているのか、どのキーワードが伸びているのかをざっくり把握するのに便利です。
また、順位が 10 位前後で伸びしろのあるキーワードを見つけ、内部リンクやコンテンツを補強することで、上位化を狙うこともできます。
競合の Top Pages を見ることで、まだ自社が狙えていないテーマや、勝負できる切り口も見つけやすくなります。
AWT を Search Console と併用する

AWT は強力ですが、無料版にはいくつか制限があります。
- 詳細なキーワード調査には向かない
- 被リンク更新は 1〜2 週間おきが目安
- 高度なコンテンツ分析は有料版より限定的
そのため、AWT だけでなく Google Search Console も併用するのがおすすめです。AWT は技術 SEO や被リンクに強く、GSC はクリック数や表示回数、インデックス状況の確認に強いからです。
- AWT: 被リンク、技術 SEO の確認
- GSC: クリック、表示回数、インデックス、モバイル対応の確認
AWT で問題を見つけ、GSC で実際の影響を確認する。この組み合わせがいちばん実用的です。
👉 Ahrefs Webmaster Tools を使ってみる
まとめ
Ahrefs Webmaster Tools(AWT)は、無料で使えるのにかなり実用的な SEO ツールです。サイト監査、被リンク分析、キーワードの気づきなど、日々の改善に役立つ情報が揃っています。
技術的な問題を直し、良質な被リンクを増やし、コンテンツを磨き続ければ、サイトの SEO は着実に前進します。定期的に AWT を確認しながら、改善を積み重ねていきましょう。
使い方がよくわからない場合や、ほかの SEO ツールも知りたい場合は、虎鯨 OrcaBiz SEO までご相談ください。













